BE5 ラジエーターホース アッパー ロア 交換作業 冷却水抜き その2

本記事にて装着編を記述します。

 

前回記事で書きましたラジエーターホースを取り付けます。

 

まず取り付けるために冷却水を抜きます。

 

Be5の冷却水量は驚異の7.5Lのため、オイル処理BOXは2つほど使用しましょう。

 

環境保全のため絶対に垂れ流ししないように!

 

BE5 冷却水 ドレン箇所

まずはアンダーカバーを取り外し、ラジエータのフロント向いて右側のドレンコックを開けます。

 

ドレンコックのガスケット等はありませんのでそのまま抜き終われば元通り締めるだけで問題ありません。

 

ドレンコックを単純に緩めてもなかなか出てきませんので

 

BE5 EJ20 ラジエータキャップ


 上記のラジエーターキャップを開けます。

(若干エンジンあったまってましたので吹き出ました。少しずつ開ければエンジンが温まっていても滝のように出てくるとかはありませんので問題ありません。やけどに注意しましょう)

7.5L抜け終わりましたら、今度は本題のラジエーター ロアホースおよび、アッパーホースを交換します。

 

まずはアクセスしやすいアッパーホースから取り掛かります。

 

BE5 インテークダクト 取り外し方法

 

アッパーホースはインテークダクトの下に隠れていますので

 

アッパーホースを止めている2点のボルトを緩めます。

 

10mmにて緩めることができます。

 

BE5 D型 アッパーホース ラジエーター

取れました。もともとついていたアッパーホースです。

 

おそらく新車より、一回も交換していないのでは...?

 

2か所ホースバンドにて止まっておりますので緩めます。

 

緩めた後は固着もなくねじったりすれば取れます。

 

BE5 ラジエーター ホースアッパー D-LINE D型



装着した後の画像忘れましたので、仮合わせ状態の写真にて

 

シリコンホースに置き換えれるとエンジンルーム内のドレスアップにもなりますし、新品だと安心・気持ちがいいですね。

 

インテークダクトですが、まだ取り付けず冷却水を投入し、暖気してからアッパーホースの漏れがないか確認してから取り付けを行います。

 

BE5 D型 D-LINE ロアホース

 

ロアホースは車の進行方向に対し左側にあります。

 

同様にホースバンドを2か所緩めれば取れます。

 

装着されていたロアホース及び新品のロアホースを比較しましたが、、、、

 

ラジエーター ロアホース 新品 旧品 比較 危険

 

1.2倍ほどに膨れあがっています.........

 

冷却水は加圧されており、100℃にて沸騰し、気泡により冷却効率ダウンしオーバーヒートしないような仕組みとなっていますが、長年の加圧により、膨れ上がっています。

 

ラジエーターホースの膨れ等放置すると突然ラジエーターホースが抜け、オーバーヒート、エンジンブロー等につながりますのでこの状態になる前に予防整備をお勧めします。

 

18年間お疲れさまでした。

 

次は冷却水 エア抜き編のその3に続きます。